wordpressの便利なプラグイン User Role Editor でもがき苦しんだお話
目次
User Role Editorとは
User Role Editor は、WordPress のユーザー権限(Capabilities)と役割(Roles)を細かく管理・編集できるプラグインです。以下で、機能と仕組みを整理して説明します。
🔧 基本概要
WordPress には「管理者(administrator)」「編集者(editor)」「投稿者(author)」「寄稿者(contributor)」「購読者(subscriber)」といった ユーザー権限グループ(ロール) が存在します。
各ロールには「投稿の編集」「プラグインの有効化」「テーマの変更」などの Capability(権限) が割り当てられています。
User Role Editor を使うと、このロールや権限をGUIで自由に編集できます。
あまり、PCに慣れていない人にwordpressを使ってもらうときに、必要のない項目を隠したりして使いやすくできるプラグインなんです。
すごく便利でちょくちょく使っていのたですが、思わぬ落とし穴がありましたので備忘録としてメモ。
User Role Editorのリセットには気をつけて!

いろいろ設定したり、試していると、だんだんごちゃごちゃしてきて、よくわからなくなってきたりします。
そこで思い切りの良い人やすぐにリセット(初期化)!自分もすぐにするタイプです。
ここで大きな沼にハマりました。
User Role Editorのリセットの落とし穴
なんでもリセットするときにプラグインの管理権限なども消してしまうらしいのです。
詳しくはコチラ
そんでもって今回もがき苦しんだのが、 Admin Columnsというプラグイン。

このプラグインは投稿一覧にカスタムフィールドを追加したり、自分の使いやすい項目に並び替えたりできるとても優秀なプラグインです。便利おすすめ。
User Role Editor でリセットしたところ、この機能が一切使えなくなってしまいました・・・。
設定に行こうとするとこの画面が・・・

「このぺーじにアクセスする権限がありません。」
この画面で一日以上あたふたしてました。
プラグインを無効化したり、削除しても、リセットで消えてしまった権限は復活しませんでした。自分だけかなぁ
解決できたのもプラグインのおかげ
原因は上記のブログでお知恵をいただけたので、あとはどんな role値が足りないのかを探すだけに
まず探したのが、権限をリセットできるプラグイン。
機能は ユーザー権限をリセットするだけそれだけ!
だったらUser Role Editorを使えばいいじゃないかという思うかもしれませんが、自分の場合はUser Role Editorまで「このぺーじにアクセスする権限がありません。」がでるようになり詰んでました。
なのでこのプラグインを使ってなんとかUser Role Editorの設定画面に入れるようになりました。
次にプラグインを入れるとどんな権限が追加されるのかを確認するために
PublishPress Capabilities というプラグインをいれました。
これを実行するのは、まだAdmin Columnを使ったことのないwordpressで試しました。

有料版もあるみたいですがここでは割愛します。
この画像のように使っている role値が見えるようになります。
ここでいよいよAdmin Column をインストールして有効化!
すると、additional Capabilitiesの項目に

manage admin column( manage_admin_column )が追加されているのを確認!
この値をこのプラグインや、User Role Editorで追加しましたら、やっとAdmin Columnの設定画面が復活しました!
あとがき
検索してで結構調べたんですが、おなじような境遇の人は見つけられませんでした。なにより回復して本当に良かった。
で、後から思ったのですがUser Role EditorじゃなくてもPublishPress Capabilitiesで管理したほうが楽なんじゃないかなと・・・。よくよくみたら同じような機能。
日本ではUser Role Editorのほうが認知度が高いように思えますが、使ってみたらPublishPress Capabilitiesのほうが使いやすいかも
以上となりますが、もし同じような境遇の方に届きましたら幸いです。

